龍ヶ崎市と松戸市の交流
松戸市観光協会と茨城県龍ケ崎市観光協会は「流通経済大学」という共通の教育資源をかけ橋とし、かねてより観光交流事業を行っておりましたが
平成25年1月30日に「夢をつなごう!松龍“友だち”宣言書」を両市の観光協会会長が、両市長、流通経済大学学長にお立合い頂き、締結しました。
参照:https://www.matsudo-kankou.jp/ryugasakikankou/
▲龍ヶ崎観光物産センター(左)と関東鉄道竜ヶ崎線(中央・右)
平成30年度の撞舞は7月29日に開催されました。
「龍ヶ崎の撞舞」とは雨ごいや五穀豊穣、疫病除けの願いが込められているとされる伝統芸能で、毎年7月下旬に、八坂神社の祗園祭が三日に渡り開催される最終日に、根町の撞舞通りで披露される伝統芸能で、平成11年(1999)12月3日に国選択無形民俗文化財の採択を受け、平成22年11月18日に茨城県無形民俗文化財に指定されました。
高さ14mにもなる「撞柱(つくばしら)」と呼ばれる柱を3本綱で支え、そのうちの東側の綱は「舞男(まいおとこ)」の演舞にも使用されます。
舞男は二人で撞柱の頂上に据えられた円座までゆっくりと昇るのですが、油断をしていると突然逆立ちになり柱を滑るという演技に驚かされます。
円座から四方に放たれた矢は、拾った人に加護を与えてくれる有難い矢なのだそう。一年間、災厄から免れることができるといわれています。
▲撞柱を昇る舞男、撞柱を支える綱を張る様子、会場の様子
撞舞が終わっても根町の撞舞通り会場ではお神輿や屋台でにぎわい、「撞舞」「神馬」「獅子」の三神事のうちの二つ、神馬と獅子を見ることができます
特に規制線を敷かれることなく、間近で馬が駆け抜けていく様子は必見です。
また、祇園祭の期間は八坂神社で撞舞の特別な御朱印を受けることができるそう。八坂神社は行事について、HPに年間行事を掲載しているほか、Facebookを通して密な情報発信をしています。
御朱印につきましても、八坂神社Facebookで画像を見ることができました。
▲神馬(左)、八坂神社(右)
撞舞のほかに、今年(平成30年)9月2日(日)には、八坂神社正面の「にぎわい広場」で開催される「第206回 まいんバザール」へも、松戸のPRとして松戸産の梨販売の参加を予定しています。
今後も龍ヶ崎市と観光交流事業の親交を大切に深めるため、多くの方に両市の文化を知っていただき、観光事業を通して龍ヶ崎市の方へも松戸へ訪れていただくきっかけを作れればと思います。