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■松戸市の歴史
○松戸に人が住み始めたのは約3万年前、旧石器時代のことです。
○縄文時代(1万3000年前から2300年前)には、台地の下まで海が入り込み、全国的にも有名な幸田(こうで)貝塚を始めとして、100を越える遺跡が確認されています。
○弥生時代以降の遺跡は少なく、古墳時代には河原塚古墳などが築かれました。
○平安時代には、今の市川市国分付近に下総(しもうさ)国の国府が置かれ、ここから常陸(ひたち)へ向かう官道が松戸に通っていました。小野遺跡の「カタイ金具」は松戸が交通の要衝であったことを物語るものかもしれません。 更級日記の中では「まつさと」の名前で松戸が登場しています。
○江戸幕府が水戸街道を整備すると、松戸と小金は宿場町として繁栄します。現在の松戸郵便局の辺りには、大名の宿泊施設である本陣や脇本陣、一般人の宿である旅篭(はたご)が軒を並べていました。小金宿の旅篭「玉屋」は現存しており当時の様子を忍ばせます。
一方、松戸の江戸川沿いには河岸(かし)「河の港」ができ、銚子方面でとれた鮮魚を江戸まで運ぶ中継基地として発展しました。