※令和3年の七福神巡りについてはコロナウイルス感染症拡大防止の観念によりお守り、御朱印の頒布は行いません。
【松戸七福神とは】…参考:松戸市|松戸七福神巡り
七福神めぐりは、七柱の社を順に回り、縁起を呼ぶといわれる民間信仰で、室町時代末期頃から日本各地で始まりました。松戸七福神は、松戸市の観光名所のひとつとして昭和63年に始まったもので、お正月には「松戸七福神巡り」などの企画が催されています。
七福神を祀るお寺は市内を一巡するようにあります。全行程30kmほどです。車では約3時間、電車・バスを使っても約5~6時間ほどです。
【松戸七福神】
1.徳蔵院[寿老人]
2.円能寺[福禄寿
3.宝蔵院[大黒天]
4.善照寺[布袋尊]
5.金蔵院[恵比寿神]
6.華厳寺[弁財天]
7.医王寺[毘沙門天]
【松戸七福神巡りマップ】 New!
通年お問い合わせのある松戸七福神を多くの方にご紹介するため、スタッフが実際に寺院を巡り、新たに作成したマップを、年末より松戸観光案内所にて配布しております。
元旦から7日まで参詣の際に御朱印を受ける方にも、また日頃の松戸散策として寺社巡りをされる方にもお持ちいただきたいマップに仕上がっております。お役立て下さい。
1.徳蔵院[Tokuzo-in]
徳蔵院(徳藏院)は約600年前に建設されたといい、赤ちゃんを抱いた観音様[慈母観音]をご本尊としています。そのほか、薬師如来、阿弥陀如来、地蔵菩薩、釈迦如来、聖天などが祀られております。12月31日には除夜の鐘も撞いており、先着108名が鐘撞きに参加できます。
★寿老人[Jurojin]
長寿の神様で、老子(※ろうし)の化身の神とも言われています。長命、富財、与宝、諸病、平癒の神でもあります。人々の安全と健康を守ります。
※老子…中国春秋時代における哲学者。
2.円能寺[Enno-ji]
所在地:松戸市千駄堀735 [地図]
最寄駅:新京成線 八柱駅/JR 新八柱駅
円能寺(圓能寺)は室町時代文安4年(1447年)、尊祐上人によって開山されたともいいますが、応永2年(1395年)、天文2年(1533年)と記された板碑もあります。福禄寿尊は昭和63年に奉納され、正月には七福神を巡る大勢の参拝者で賑わいます。
3.宝蔵院[Hozo-in]
所在地:松戸市上矢切1197 [地図]
最寄駅:JR・新京成線 松戸駅
正式には「光明山宝蔵院真言寺(こうみょうざんほうぞういんしんごんじ)」といい、創建は定かではなく、慶長14年(1609年)と刻まれた石碑からその頃ではないかと伝えられています。ご本尊は[大日如来]。大晦日深夜に「年越護摩」、2月3日には「節分護摩」を焚き、祈願祈祷を行います。
4.善照寺[Zensho-ji]
4.善照寺[Zensho-ji]
所在地:松戸市松戸1857 [地図]
最寄駅:JR・新京成線 松戸駅
古くは相模台にあり、慶長16年には現在地へ移されたとされ、創建年は不明。ご本尊は[聖観世音菩薩]で、下総三十三ヶ所観音霊場第十九番、東三十三観音第十三番の札所でもあります。観音様とご縁の深くなる7月10日は四万六千日分のご利益を授かるといい、境内には露店も並びます。
5.金蔵院[Konzo-in]
5.金蔵院[Konzo-in]
所在地:松戸市旭町2-419 [地図]
最寄駅:JR・流山線 馬橋駅
寛永6年(1629年)に法印良慶和尚により開山され、爾来、家内安全などを叶える祈願寺として広く信仰を集めています。ご本尊[飯綱不動尊]、御内仏(おないぶつ)聖観世音菩薩、不動明王とガンダーラ仏が安置されています。
6.華厳寺[Kegon-ji]
所在地:松戸市幸田1-129 [地図]
最寄駅:JR北小金駅・流山線 小金城趾駅
鎌倉時代後期、花園天皇の御世に開山したと伝えられています。1月2日には火渡り祭りによって火防の祈願を行い、参拝客に雑煮などがふるまわれます。また2月24日には火防護摩が修されます。弁財天の他、水子地蔵尊が祀られています。
7.医王寺[Io-ji]
所在地:松戸市中金杉4-189 [地図]
最寄駅:JR北小金駅・流山線 小金城趾駅
正式には「日照山歓喜院天竜坊医王寺(にっしょうざんかんぎいんてんりゅうぼういおうじ)」といい、創建は寛永年間(1624~1644)と言われます。ご本尊は不動明王。一人の僧侶に背負われ、この地にやってきたと言い伝えられているものです。
★毘沙門天[Bishamonten]
毘沙門天は印度の神様で多聞天とも言われ、仏教四天王の一人です。
左手の塔は八万四千の法蔵十二部経の文義を具し、右手の宝棒(※)は悪霊を退散させ、財宝をさずけるといいます。
※宝棒…仏敵を打ち据える護法の棍棒